相続税申告・お手伝いの流れ

相続税申告・お手伝いの流れ

1.初回無料面談のご予約

ホームページのお問合せフォーム またはお電話(011⁻596⁻0563)にてご連絡ください。
ご依頼の概要をお聞きした上で、面談の日時を調整します。
WEBでの面談も可能ですが、なるべく対面での面談をお願いしております。
お客様のご希望に応じ、ご自宅等に伺います。遠方の場合は、旅費等についてご相談させていただく場合がございます。

2.初回無料面談

初回無料面談の流れは以下のとおりです。

①お客様の基本情報を伺います。
②お困りのことを教えていただき、対処方法について助言します。
③相続に関するご質問にお答えします。
④相続財産の概要について伺います。
⑤申告報酬やその他の費用についてご説明します。
⑥ご契約後のスケジュールについてご説明します。

3.見積書のご提示

見積書をメール(または郵送、手渡し)にて送付します。

4.契約の締結

ご契約の意思を表示頂けた場合、契約書その他必要書類を郵送(又はお届け)します。
内容をご確認いただき、署名押印の上、同封の返信用封筒にてご返送ください。
ご契約時に、着手金として報酬概算額の50%を頂戴しております。ご請求に基づき、お支払いをお願いします。

5.必要書類の収集 (お客様)

申告書作成に必要な資料のリストをお渡しし、入手方法などご説明します。
恐れ入りますが、リストされた資料の収集をお願いします。
自身での収集が難しい場合は、ご希望に応じお手伝いします。

※別報酬となりますが、取得代行が可能な書類もありますので、ご相談ください。

6.土地の現地診断・役所調査(土地をご所有の場合)

お客様へのご質問、登記情報や契約書などの書面調査のほか、原則として土地の現地調査、役所調査を行います。現地調査、役所調査を行うことで、土地評価の減額要素を洗い出します。

7.預金口座、証券口座の調査

故人名義の預金や証券口座について(必要に応じご家族名義の預金についても)、過去7年~10年程度の入出金履歴を調査します。
入出金履歴の確認は、税務署が調査対象を選定するための事前調査として行うとされています。
このため、入出金履歴と、過去の所得税・贈与税・法人税や今回の相続税の申告内容との間に不整合があると、税務署による実地調査の可能性が高まります。
事前に入出金履歴を確認することで、申告財産が漏れる可能性を低減します。
仮に、過去の申告誤りが判明した場合は、自主的に修正申告をするなどの対応が必要になりますが、正しく修正することで実地調査の可能性を低減できます。
また、書面添付制度を用いて、相続税申告の際、入出金履歴の調査結果を税務署に提示することで、税務調査の対象となる可能性を低減します。

※但し、調査対象に漏れがあった場合は逆効果となりますので、存在を知っている預金・証券口座はすべてご共有いただくことが前提となります。

8.相続財産リストの作成

お客様へのご質問や収集いただいた資料に基づき、相続財産のリストを作成します。
また、作成したリストに基づき相続税の概算額をご提示します。

9.遺産分割のご提案

以下を踏まえた遺産分割案をご提案します。

・相続後も、ご家族が仲良く円満な関係を継続すること
・ご家族が相続後も安心して暮らせること
・ご家族のご意向
・ご家族の預金残高推移の見通し
・今回の相続税額
・相続税の納税方法(現金納付、延納、物納)
・相続後の所得税などの税や社会保険料の負担
・二次相続(次の相続)の税負担
・二次相続に向けた相続税対策

原則として複数案提示させていただき、お客様が容易に比較検討できるよう努めます。
原則として対面でご説明し、その場でご質問にお答えします。
遺産の分割方法を指定することで相続税額などが自動計算されるExcelシートを作成します。
議論しながらその場で税額をシュミレーションできるため、遺産分割案を効率よく検討できます。

10.遺産分割協議

遺産分割の具体的内容を相続人全員の合意で決定します。

※遺言があり包括受遺者がいる場合は、包括受遺者と相続人全員の合意が必要です。

11.相続税申告と納税

申告書と添付書類をご確認いただき、必要書類へ署名・押印いただきます。
相続税納付書を作成しますので、相続税を納期限までにお支払いください。
当事務所にて、電子又は書面にて相続税の申告を行います。
申告書の控えと添付書類一式をお客様に送付します。

12.名義変更等のお手伝い

ご希望に応じ、預金、証券、不動産などの相続手続きをお手伝いします。